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トラック輸送情報

4月の一般トラック貨物、3月比で7.9%減少

2014年7月4日 (金)

国内国土交通省は4日、4月のトラック輸送情報をまとめた。調査対象24社の特別積み合せ貨物の輸送量は532万1667トンで、前月と比べ総輸送量が78万トン減少(12.8%減、季節調整済み12.9%減)となり、前年同月との比較では20万7000トン減少(3.7%減)した。

平均稼働日数は24.2日で、前月と比べ0.3日増加、前年同月比では0.1日減少した。稼動1日当たりの輸送量は21万9904トンで、前月比13.9%減となった。前年同月比は3.3%減となった。

宅配便貨物(14社)の取扱個数は2億7764万9000個で8.8%減(季節調整済み10.2%減)となり、前年同月比は690万1000個減少(2.4%減)した。

品目別では、輸送量が減少したと回答する事業者が多かった。減少要因としては、工場・生産地からの貨物減が「金属製品」「機械」「化学工業品」「繊維工業品」「日用品」で見られ、倉庫から出る貨物減が「機械」「化学工業品」で、季節的需要減が「日用品」「その他」で見られた。関東地方から中国の範囲で減少したと回答する事業者が多かった。

前年同月と比べると、すべての品目で輸送量が減少したと回答する事業者が多かった。減少要因としては、工場・生産地からの貨物減が「金属製品」「機械」「食料工業品」「日用品」で見られた。主な減少地域は、「金属製品」が北陸信越、中部で、「日用品」が関東地方であった。

全国の一般貨物トラック事業者(回答事業者825社)の輸送量は7.9%減、前年同月比1.8%増となった。