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国交省調べ

輸送量増加は一般貨物のみ、5月のトラック輸送

2014年8月5日 (火)

調査・データ国土交通省は5日、5月のトラック輸送情報を発表した。

特別積合せ貨物(調査対象24社)の輸送量は490万7755トンで、前月と比べて総輸送量が41万4000トン減少。前年同月との比較では、23万1000トン減少した。

平均稼働日数は23.1日で、前月と比べ1.1日減少し、前年同月との比較では0.3日減少した。稼動1日当たりの輸送量は21万2457トンで、前月比で7000トン、前年同月比も7000トンそれぞれ減少した。

宅配便(14社)の取扱個数は2億7341万2000個で、前月と比べて423万7000個減少した。前年同月比では31万3000個の減少。

品目別、地域別の輸送状況は、「すべての品目で輸送量が減少した」と回答する事業者が多かった。減少要因としては、工場・生産地からの貨物減が「機械」「化学工業品」「繊維」「食料工業品」「日用品」で見られ、倉庫から出る貨物減が「機械」「化学工業品」で見られた。主に関東から中国地方にかけて減少した。

前年同月との比較でも「すべての品目で輸送量が減少した」と回答する事業者が多く、工場・生産地からの貨物減が「食料工業品」を除くすべての品目で見られ、「化学工業品」は倉庫から出る貨物が減った。

全国の一般貨物トラック事業者の輸送量は、前月比0.2%増、前年同月比1.6%増となった。