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日本郵船、カンボジア向け飲料水を無償輸送

2013年11月6日 (水)

話題シェムリアップ州に到着した水日本郵船は6日、日本ユネスコ協会連盟が進める「天空の杜プロジェクト」に賛同し、社会貢献の一環としてカンボジア向けに飲料水の海上無償輸送を実施した、と発表した。

今回の輸送はプロジェクトの第一弾として実施したもので、同社が運航するコンテナ船に積み込まれた飲料水は9月に富山港を出港し、10月18日にカンボジア・プノンペン港に到着。この後陸路で輸送され、11月3日シェムリアップ州に到着した。

カンボジアのシェムリアップ州では、浄水施設が整っていないため、雨水や濁った井戸水まで飲料水や医療現場で使われることもあり、多くの子どもたちは下痢や感染症などの健康被害を受けている環境にある。

プロジェクトは、富山環境整備の協力のもと、今後3年間で州内の4つの公立病院と15村の寺子屋の子どもたちに合計155万本(77万5000リットル)の飲料水を届け、同時に水の浄化設備を設置するなどして住民が安全な水を飲める環境を整備していく計画。