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5月の「円安」関連倒産は3件、TSR調査

2025年6月3日 (火)

調査・データ東京商工リサーチ(TSR)は2日、2025年5月の「円安」関連倒産の調査結果について発表した。

5月の円安関連倒産は3件(前年同月比75%減)で、1、3月と並びことし最少だったものの22年7月から35か月連続で発生している。業種は製造業、卸売業、小売業で各1件。負債総額は92億7000万円(同37.9%増)で、3か月ぶりに50億円を超えた。

同社によると現状、円安に伴う輸入コスト上昇分の価格転嫁は容易ではなく、中小企業の価格設定にも影響を及ぼしている。為替相場はトランプ米大統領の発言一つで大きく変動し安定する気配がうかがえず、円安を一因とした倒産はしばらく発生が続くとみられる。

(クリックで拡大、出所:東京商工リサーチ)

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LOGISTICS TODAY編集部