国際ダイムラートラックス(ドイツ)は3日、メルセデス・ベンツのヴュルツブルク商用車センターを拡張したと発表した。

▲ヴュルツブルク商用車センター(出所:ダイムラートラックス)
今回の拡張によりバッテリーおよび燃料電池技術を搭載したトラックやバスの整備体制を強化。既存のトラックとバスのメンテナンス・修理サービスに加え、バッテリー電気自動車および水素燃料電池商用車向けの専門サービスも提供する。250平方メートルの面積の新施設には、eアクトロス600、eEconic、ふそうeキャンター、eシターロ電気都市バスなどの専門サービスなど、特殊な高電圧ワークステーションのための追加スペースも設けられている。
新施設には天井クレーンと高さ調節可能な固定式ルーフワークステーションを備えている。クレーンは高電圧バッテリーなどのコンポーネントを車両から直接取り外して保護された高電圧輸送ボックスに収納することができ、車両をホール外に移動させる必要がない。またルーフワークステーションにより、バッテリーが搭載されているeシターロなどの車両ルーフ上での作業を安全かつ快適に行うことができる。
また将来の水素技術の活用に必要なセンサー技術やガスワークステーション、自動抽出システムの設置に向けて準備を整えている。ホールの前には将来、水素評価エリアが設置される予定で、ワークショップ見学後の水素の安全な排出と初期の基本的な燃料補給が可能になる。
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