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住吉運輸、松杭引抜き機材で特許

2025年6月13日 (金)

▲今回製作した杭抜き補助具(出所:住吉運輸)

サービス・商品住吉運輸(山口県下関市)は13日、マンダイクレーン(岡山県岡山市中区)と共同で開発した松杭引き抜き用の新機材について、特許を取得したと発表した。従来の杭抜き工法に比べ、安全性と効率性が向上できる。

特許の名称は「杭抜き補助具、杭抜き装置及び杭抜き方法」で、登録日は5月26日。既存のバイブロハンマ機材に補助具を溶接して使用する構造とし、腐食が進んだ杭の頭部ではなく、より深部を広範囲に把持することで破損の防止が可能となる。把持圧部材と把持受部材の連携により、杭を強固に固定する仕組みも採用した。

これにより、杭の破損による作業のやり直しが不要になり、工期短縮とコスト削減が実現できる。また、杭の落下による事故のリスクを抑えることで、周囲の安全性も向上する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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