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上組など港運7社、瀬戸内各港の貨物集荷会社を設立

2010年12月21日 (火)

ロジスティクス上組は20日、三菱倉庫、住友倉庫、三井倉庫など代表的な港湾運送7社が共同で瀬戸内の各港から阪神港へ貨物を集荷する「西日本内航フィーダー合同会社」を設立したと発表した。

 

合同会社は7社が合わせて3800万円を出資し、当面は神戸市中央区の上組本店内に本社を置く。参画するのは上組、三菱倉庫、住友倉庫、三井倉庫、日本通運、山九、徳山海陸運送の7社。

 

上組では、瀬戸内全港をカバーし、西日本のフィーダー貨物を阪神港に集荷する体制を整え、「全体効率、価格面で競争力のあるサービスを(阪神港に)寄港する船社に提供する」としている。

 

2011年5月をめどに5300DWT、320TEU(実入)積みの第1船の運航を開始し、数か月後に同型船の第2船を投入する計画。また、近距離運航をカバーする数隻のバックアップ船導入も検討する。