環境・CSR神奈川大学は10日、特別行政実務演習IIIで、山下埠頭再開発調整課担当係長の川畑勇人氏が「山下埠頭の再開発」をテーマに講義を行ったと発表した。
同氏はトウモロコシや綿花といった生活必需品の99.6%が海上輸送で運ばれると解説し、横浜港が入港外航船舶数国内1位の国際戦略港湾として物流拠点機能を担ってきたと紹介した。港湾は工業地帯を支える産業基盤であると同時に、みなとみらい21地区やベイサイドマリーナなど市民に親しまれる臨海部を形成している現状を示した。
講義では、コンテナ貨物の沖合移転に伴い物流拠点機能が移行した山下埠頭において、市民意見聴取会で「世界水準の緑と海辺の魅力」「市民参画による持続可能なまちづくり」「横浜らしさと賑わい創出」を目標とする計画案が示されたことを解説した。

(出所:神奈川大学)
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