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製造業の設備突発停止に備えを、八千代SOL

2025年6月23日 (月)

調査・データ八千代ソリューションズ(東京都台東区)は20日、製造業の後工程従事者500人を対象に設備保全システムの利用状況と設備の突発停止に関する調査を実施したと発表した。

調査によると、設備停止による年間損失額は平均1892万円で、損失額を詳細に把握している企業は13.8%にとどまった。停止時の損失要因は売上損失が最も多く、次いで修理・交換部品の費用と社内の人件費だった。

突発停止に備えて予算を確保する企業は17.9%で、残りは保全部門や工場全体で場当たり対応している。定期点検や部品の予防交換、老朽化設備の更新計画を実行する企業はいずれも4割未満にとどまり、物流の逼迫や部品調達の難航を背景に、安定供給と品質維持の重要性が高まっている一方で、突発停止への備えや対策は進んでいない実態が明らかになった。

(クリックで拡大、出所:八千代ソリューションズ)

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LOGISTICS TODAY編集部
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