荷主IHIは23日、米国を拠点とするGE Vernova(GEV)とともに大型燃焼試験設備(LCT)をIHI相生工場(兵庫県相生市)に新設したと発表した。
新設したLCTは、GE Vernova(GEV)のF型ガスタービンの圧力や温度、空気・燃料流量などの運転条件下で燃焼試験を行うために設計されており、CO2を排出しないアンモニアを燃料とする新燃焼システム開発の中核を担う。施設は2025年夏から本格的に試験を開始し、2030年までの実用化を目指すアンモニア100%燃焼ガスタービン開発を加速させる。
両社は、2024年に締結した共同開発契約に基づき、GEVのF型ガスタービンの燃料を100%アンモニアに転換する新たなガスタービン燃焼器を30年までに実用化することを目指している。

▲IHI相生工場に新設した大型燃焼試験設備(出所:IHI)
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