サービス・商品project44(東京都港区)は26日、AI(人工知能)とデータを活用した次世代輸配送管理ソリューション「Intelligent TMS」を提供開始すると発表した。陸・海・空を含むマルチモーダルに対応し、従来型TMSと比べ導入の迅速化とコスト削減を可能にする。
同社によると、既存のTMSは柔軟性に欠け、急速に変化する物流環境に対応しにくい課題があった。新システムはクラウドネイティブ設計とモジュール構造を採用し、輸送計画から実行まで一元的に支援。AIによる最適ルート選択や動的運賃管理、貨物調達のミニ入札、ドック予約の自動化などを通じ、俊敏かつ効率的なオペレーションを実現する。
同サービスは、project44の意思決定インテリジェンス・プラットフォーム「Movement」に統合され、sでに25万社以上のキャリアと接続。先行導入企業では輸送コストの削減や納期順守率向上などの成果が確認されている。
カワサキモータース(兵庫県明石市)やサントリーグローバルスピリッツ(米国)といった企業も採用し、リアルタイムデータと自動化の活用による効率化や顧客満足度向上が進んでいる。

(出所:project44)
新ソリューションは陸海空を含むマルチモーダル輸送に対応し、リアルタイム運賃の取得やワンクリック予約、AIによる最適ルート選択、貨物調達の迅速な入札機能を備える。発注から配送完了証明までの文書を一元管理し、自動請求書検証やヤード管理との統合も可能。先行導入企業では輸送コスト4.1%削減、納期遵守率17%向上などの成果が報告されている。
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