フードマルハニチロ北日本(北海道釧路市)は21日、森工場(森町)を閉鎖し、主要事業を富良野工場(富良野市)へ移転すると発表した。まずは森工場の一部事業を富良野工場へ移管することが決定しており、閉鎖は2026年2月までに完了予定で、加工食品事業の効率化と基盤強化を図る。
森工場は1952年に操業を開始し、瓶詰めやトレー類などの水産加工品を製造してきたが、工場建屋の老朽化や人員確保の課題を背景に、富良野工場への生産集約を決定。これにより稼働率の向上と中長期的な収益改善を目指す。
従業員56人については、他工場への配置転換や近隣地域での転職支援を行う方針を示している。今後、同社はグループ中期経営計画に基づき、国内加工食品事業の持続的な強化を進めていくとしている。
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