M&A日本M&Aセンター(東京都千代田区)は9日、富永商事ホールディングス(HD、兵庫県南あわじ市)によるシンガポールの青果輸入卸Freshmart Singaporeの株式取得を支援したと発表した。玉ねぎやかぼちゃの輸入販売で国内トップクラスのシェアを持つ富永商事HDは、Freshmart Singapore株式の50%を取得し、グローバル展開を加速する。
Freshmart Singaporeはキウイフルーツやベリー類の輸入販売に強みを持ち、大手スーパーマーケットや食品メーカーに供給している。世界中に広がるサプライヤーネットワークを背景に、域内での高い市場シェアを確立している。
一方、富永商事HDは国内に農場を持ち、今後は日本産農作物の輸出にも取り組む計画を掲げる。特にアジアの富裕層をターゲットに、高付加価値果物の販売を強化する方針だ。両社はサプライチェーンや取引先ネットワークを共有し、調達から販売までの協業を通じて事業拡大を図る。

(出所:日本M&Aセンターホールディングス)
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。