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キャタラー、ワークスのSCM販売管理を導入

2014年1月16日 (木)

認証・表彰ワークスアプリケーションズ(東京都港区)は15日、トヨタ自動車グループのキャタラー(静岡県掛川市)から、「カンパニーSCM販売管理」「カンパニービジネスマネジメント」の2製品を受注したと発表した。

キャタラーは、自社開発の基幹業務システムを30年以上利用し、自社固有の要件対応や環境の変化に伴う改修を続けてきたが、システムがブラックボックス化。

IT統制の弱化や、長期使用に伴う開発・保守人員の不足といった課題を抱えていたことから、現行システムの保守期間満了を機に販売管理、売掛金・買掛金管理業務を対象としてシステム選定を行った。

カンパニーシリーズは、業種・業態を問わず大手企業に必要となる業務機能を標準機能として実装しているため、業界特有の業務要件にも個別のシステム開発なく標準機能で対応できる特徴がある。

また、自社の成長戦略に伴う経営環境の変化やハードウェア、OS、DBのバージョンアップなどのテクノロジーの進化に対しても、無償バージョンアップで標準機能に追加されるため、ワークスアプリケーションズでは「永続的な機能改善や保守業務の工数削減、属人化からの脱却が実現される」と説明している。

キャタラーは、トヨタグループで「自動車用排ガス浄化触媒」「二輪車用排ガス浄化触媒」「活性炭」の開発、製造、販売を行っており、年間売上高は1100億円超と自動車用触媒で世界トップ水準。2013年には、トヨタ自動車から「品質管理優良賞」「原価改善優良賞」を受賞するなど、高い評価を受けている。