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三菱倉庫、関電とのPPAで太陽光由来電力を調達

2025年9月25日 (木)

荷主三菱倉庫は25日、関西電力(大阪市北区)と KDS太陽光(東京都港区)との間で、コーポレートPPA(電力購入契約)を結び、990キロワットの太陽光発電電力の供給を受けると発表した。

KDSは2023年に関西電力と大和エナジー・インフラ(千代田区)、SMFLみらいパートナーズ(同)の出資で設立された発電事業者で、KDSが設置した太陽光発電設備で発電された電気と環境価値を、小売事業者の関西電力が販売している。

▲電力供給を受ける予定の倉庫施設一部(出所:三菱倉庫)

三菱倉庫に対しては、KDSが990キロワットの太陽光発電設備を開発、運営し、ことし10月から関西電力が同社の大阪支店管内9拠点と神戸支店管内3拠点の物流施設へ電力を供給する。これによって、同社は再生可能エネルギーの長期安定調達が可能になる。

太陽光発電電力を使用することで、通常の化石燃料由来の電力に比べ、年間786トン相当のCO2排出量を削減できるとしている。

KDSは、今年末までに東京や関西、中部エリアで最大15万キロワット太陽光発電設備の開発を目指して、各企業との契約を進めており、年間12万トン以上のCO2削減を見込んでいる。

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