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サービス・商品フェリシモは25日、2023年10月末より導入しているポスト投函可能な新しい「商品お届け袋」について、環境貢献度を集計した結果、年間で2520キロ（2.5トン）の資源削減を実現したと発表した。
（出所：フェリシモ）
商品お届け袋は、同社がEC（電子商取引）物流の環境負荷と再配達などの社会課題に対応するために開発したもの。従来の箱の4分の1にあたる26グラムに軽量化されており、年間で2520キロの資源を削減した。また化学薬品の使用を抑えたクラフト素材やリサイクル可能な特殊撥水加工を採用し、製造から廃棄までの環境負荷を低減している。
またポスト投函サイズにすることで再配達の手間とCO2排出を削減。袋状で中身の厚さに合わせた無駄のない梱包が可能となり、配送効率を向上している。内側には特殊な撥水ニス加工を施し、雨濡れ対策や配送伝票の剥がれにくさも確保。デザイン面では、あたたかみのあるクラフト紙にオレンジ色のインクを用い、手に取った瞬間に「ぬくもり」や「やさしさ」を感じられる仕様となっている。
なお同社は、10月7日から10日まで東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催される「JAPAN PACK 2025 日本包装産業展」に出展し、今回の取り組みの全貌と同社が目指す未来の物流について紹介する。
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