
(出所:APモラー・マースク)
国際APモラー・マースク(デンマーク)は26日、インド南部チェンナイ近郊にあるAMETナレッジパーク内に、インド初となる海事シミュレーションセンターを開設したと発表した。施設の投資額は13億5000万ルピー。このうちAPモラー財団が6億5000万ルピー(75万ドル)を拠出した。
新施設は、デッキとエンジン操作用のフルミッションシミュレーターや電子海図表示・情報システム(ECDIS)、AR/VRラボを備え、航海監視や操舵、衝突回避、航行灯識別、エンジンのトラブルシューティングといった実践的な訓練を提供する。これにより、学生は実際の海上業務に近い環境で技能を磨き、就業前に高度な実務能力を習得できる。
インドでは海運業の国際競争力強化と人材育成が課題となっており、今回の取り組みは、学術教育と実務の橋渡しを図るとともに、世界水準の船員育成体制の確立に寄与する。
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