国際MSC(スイス)は29日、中国とベトナム・タイ・マレーシアを結ぶ新たな定期航路「Sambar」(サンバー)を開始すると発表した。既存の「Pertiwi」(ペルティウィ)「Orchid」(オーキッド)両サービスも強化し、接続性と輸送信頼性の向上を図る。運航開始はそれぞれ10、11月を予定している。
Sambarは、中国から東南アジア主要港湾への直行ルートを新設し、迅速な輸送を実現する。初回航海は「MSC Vigour」が10月29日に中国・大連へ入港予定。寄港地は大連-仁川-天津新港-青島-大鏟湾-ドンナイ-レムチャバン-シンガポール-ペナン-パシールグダン-シンガポール-タンジュンペラパス-釜山-大連となる。
Pertiwiは北・南中国からインドネシアへの輸送時間短縮を目指し、「Athena」が10月29日に韓国・釜山へ到着予定。Orchidサービスは中国南部とベトナム間の連絡を強化し、「MSC MakaluIII」が11月5日に中国・福州へ寄港する。
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