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スポットワーク求人倍率、運送・倉庫で伸び鮮明に

2025年10月8日 (水)

調査・データツナグ働き方研究所(東京都中央区)は8日、単発、短時間、短期間で働く「スポットワーカー」の雇用状況を定点観測する「スポットワークマーケットデータレポート」のことし7月分の結果を公表した。平均時給は1318円で前年同月比133円増、前月比でも7円増となった。求人倍率は3.85倍で前年同月比0.97ポイント増と大幅に伸びた。

同研究所によると、7月は求人数が3万7511件、求職者数は9738人で、求人数が前月より52.8%と大幅に増加した。求職者数も16.5%増加した。

職種別の求人倍率では、運送・ドライバーが13.22倍と前年同月よりプラス2.81ポイントと大きく伸び、全職種の中で最も伸びた。倉庫内・軽作業は2.35倍で同0.50ポイント伸びた。

景気の先行指標とも言われる新規ワーク数は7万8827件で、前月比23.4%増となったものの、前年同月比では21.2%の減少だった。3か月連続で前年を下回っている。主要職種では運送・ドライバーが1万1220件で同10.5%減と増加。倉庫内・軽作業は1万7876件で32.8%の減少だった。

スポットワーク平均時給を職種別にみると、主要職種の中で最も高いのは倉庫内・軽作業の1321円で、運送・ドライバーは1279円だった。

アルバイトとの時給額の比較では、リクルートの「アルバイト・パート募集時平均時給調査」によると通常のアルバイト平均賃金は1268円で、スポットワークのほうが50円上回った。8か月連続で通常アルバイト平均時給を上回っている。倉庫内・軽作業はアルバイトの時給を82円上回り、運送・ドライバーも8円上回っている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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