行政・団体国土交通省は20日、「次世代高規格ユニットロードターミナル導入推進会議」を開催する。モーダルシフトの加速やトラックドライバー不足への対応を目的に、内航フェリー・RORO船ターミナルでのシャシー・コンテナ位置管理システムの導入を進める。
同省は2024年問題を見据え、24-25年度にかけてターミナルの機能強化策を検討。24年度には現地での技術検証を実施しており、会議ではその成果や25年度の実証方針を議論する。検証結果を踏まえて、導入ガイドライン(仮称)を策定し、港湾管理者や事業者への周知を進める方針だ。
シャシー位置管理システムは、フェリー・RORO船ターミナルでの車両の入出場や保管状況をデジタルで把握し、待機削減や運行効率化につなげる技術。災害時には緊急輸送の迅速化にも寄与する。国交省は今後も現地実証を継続し、港湾物流のデジタル化を通じたモーダルシフト支援を強化していく。
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