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拠点・施設阪急阪神エクスプレス（大阪市北区）は16日、フィリピン・ミンダナオ島北部の主要都市カガヤンデオロに新事務所を開設し、23日から営業を開始すると発表した。同島ではジェネラルサントス、ダバオに続く3拠点目となる。
カガヤンデオロはミンダナオ島北部の港湾都市で、日系・外資系の大手食品メーカーが多く進出する地域。国際・国内輸送の需要が旺盛で、従来は南部拠点から7-8時間を要していた同市への移動効率を大幅に改善する。新拠点開設により、イリガン、オザミス、パガディアン、ザンボアンガなど周辺都市も含めた営業体制を強化する。
また、同社は今年度取得した国内輸送事業許可を活用し、ルソン島など国内各地から容器や資材を仕入れ、ミンダナオ島で生産した食品を全国へ配送するサービスも展開予定。国際物流と国内輸送を一体的に運用することで、顧客企業のサプライチェーン最適化を支援する。
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