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豊田織機が通期下方修正、米国訴訟和解金など響く

2025年10月31日 (金)

財務・人事豊田自動織機は31日、2026年3月期の通期連結業績予想を下方修正した。売上高は変わらず4兆円としたが、営業利益を前回予想から800億円減の1000億円、税引前利益を800億円減の2300億円、最終利益を600億円減の1800億円にそれぞれ引き下げる。

売上高は自動車、産業車両セグメントで販売台数の減少があるものの、為替の円安進行による押し上げ効果を織り込み、当初予想を維持したが、利益面ではフォークリフト用エンジンの認証問題に関連した米国での集団訴訟の和解金や顧客対応費用、米国関税の影響を反映し、大幅な下方修正となった。

同日発表した第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比2.1%増の2兆587億円、営業利益が同70.3%減の375億2600万円、最終利益が38.2%減の911億1700万円と増収減益だった。

産業車両セグメントの売上高は前年同期比3%増の1兆4183億円、セグメント利益は同70%減の285億円だった。主力のフォークリフトトラックが北米や欧州で減少した一方、物流ソリューション事業は増収を確保した。

通期業績予想は売上高が前期比2.1%減の4兆円、営業利益が同18.8%減の1800億円、純利益が8.5%減の2400億円を見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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