ロジスティクスリーガルテックは5日、知財特化AI(人工知能)エージェント「MyTokkyo.Ai」が倉庫内で人と協働する搬送ロボットの経路最適化AIに関する発明抽出を支援した導入事例を公開した。
事例では、ロボットや作業者の動線衝突を防ぎ、安全かつ効率的に搬送を行う制御技術を対象に、MyTokkyo.Aiが技術情報を解析し、発明の要点を抽出したうえで出願ドラフトを生成した。
従来、発明提案書の作成には知財部門の専門知識と時間が必要だったが、同AIは議事録や技術メモ、動作ログ、センサー解析結果を入力することで、「課題」「解決手段」「技術的効果」を構造化し、自動で文書化した。これにより提案書作成時間は従来の3分の1に短縮された。
AIは環境センサーの時系列データから障害物や人の移動を予測し、経路を自動再計算する技術を抽出した結果、経路再設定時間が従来比50%短縮し、搬送効率も20%向上したという。出願判断までのリードタイムも削減され、発明創出プロセスの効率化が進んだ。
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