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サービス・商品芳和システムデザイン（東京都大田区）は12日、BLEビーコン「BLEAD-SL」の機能を大幅に改良した「BLEAD-SL Ver.2」を2026年1月に販売開始すると発表した。音と光で所在を知らせる機能に加え、専用アプリ「BLEAD Buzzer」の改良により、音量調整や音源選択などのカスタマイズが可能となった。
▲BLEAD-SL Ver.2（出所：芳和システムデザイン）
新製品はBluetooth 5.0に対応し、直径50ミリ・高さ16.5ミリ・重量約28グラムの小型設計ながら、最大150メートルの到達距離を実現。倉庫や工場など騒音の多い現場でも視覚と聴覚で対象物の特定が可能で、ブザー音は4段階に調整できる。1個のCR2477電池で1年間動作し、日本国内のEMSメーカーが製造を行う。
専用アプリはiOSおよびAndroidに対応し、ビーコンに個別の番号を割り当てて管理可能。指定した対象物の所在をスマートフォンから瞬時に把握できる。API提供により、独自のシステムやアプリへの組み込みも可能としている。
倉庫内における資材・在庫管理では、「所在は把握しているが棚の位置が不明」といった作業効率の低下が課題となっている。今回のアップグレードにより、視認性と利便性を高めたビーコンの導入が、庫内オペレーションの最適化と時間ロスの削減に寄与するとみられる。購入希望者は同社へ直接問い合わせる形で販売対応を行う。
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LOGISTICS TODAY編集部
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