国際HMM(韓国)は15日、2026年に向けてアジア-欧州、アジア-北米、アジア-中東を結ぶ東西主要航路のサービスネットワークを刷新すると発表した。新たなネットワークは26年4月に開始する予定で、運航の安定性とサービス信頼性の向上を図る。

(出所:HMM)
刷新後も、寄港地ローテーションは紅海情勢を踏まえ、喜望峰を経由する既存ルートを継続する。同社は紅海、バブ・エル・マンデブ海峡、スエズ運河周辺の状況を注視し、必要に応じて東西サービスを調整するとしており、変更が生じた場合には顧客に対し迅速な情報提供と支援を行う方針。
同社は、25年から26年にかけて完成予定の新造船による船腹増強を背景に、グローバルネットワークを維持しながら全体の運航安定性を高める。アジア-北米西岸・北西岸、北米東岸、北欧、地中海、中東向けなど各航路でサービスを再編し、日本寄港では神戸、名古屋、東京などを含む複数のルートを設定する。
また、釜山を拠点とした専用フィーダーサービスを強化し、高雄や厦門などへの接続性を高めることで、主要東西航路とのシームレスな輸送を確保する。
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