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ARISE、エッジAIでドローン地上リスク検知を実証

2025年12月23日 (火)

▲エッジAIによる地上リスク検知のイメージ(出所:ARISE analytics)

調査・データARISE analytics(アライズ・アナリティクス、東京都渋谷区)は23日、ドローン運航におけるエッジAI(人工知能)を活用した地上リスク検知システムの実証実験を実施したと明らかにした。KDDIスマートドローン(千代田区)、ノーベル(大分県日田市)、大分県、日田市との5者による取り組みで、12月1日-4日に日田市内で実施された。

本実証は、災害時の被災状況確認を想定し、目視外飛行(レベル3.5)下での飛行中に、カメラ映像からAIが歩行者や障害物をリアルタイムで検知。人物接近時には機体を一時停止し、着陸地点に障害物を検出した際も自動で停止・通知するなど、運航の安全支援に寄与する仕組みを確認した。

対象機体はMatrice 350 RTK。システムはエッジAIによりクラウド通信を介さず即時判断を行う構成で、ヒューマンエラー排除、省人化、通信帯域削減を目的とする。実証地は2017年九州北部豪雨の被災地である日田市小野地区。

ドローンの社会実装を進める上で、目視外飛行の安全性確保は不可欠な課題とされる。今回の取り組みは災害対応だけでなく、今後の物流やインフラ点検への応用にもつながるとみられる。

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