調査・データReport Ocean(東京都中央区)は6日、アジア太平洋(APAC)地域のコントラクトロジスティクス市場に関する調査レポートを発表した。同市場は2024年の2589億ドルから、33年には4103億ドルへ拡大し、25年-33年の期間で年平均成長率(CAGR)5.25%で成長すると予測している。
レポートによると、コントラクトロジスティクスは輸送、倉庫管理、在庫管理、受注処理、配送などを外部事業者に委託する物流形態で、EC(電子商取引)需要の拡大が市場成長をけん引している。24年時点でAPAC地域の電子商取引市場規模は2兆ドルに達し、倉庫スペース需要の増加や配送リードタイム短縮を目的とした投資が進んでいる。タイプ別ではアウトソーシングが最大セグメントとなり、エンドユーザー別では製造業・自動車分野が高いシェアを占める見通しだ。
一方で、地域ごとの規制差や労働力不足、需給の不均衡が課題とされる。こうしたなか、ビッグデータ分析や物流拠点配置の最適化、在庫管理の高度化が進められており、今後はデータ活用を軸とした効率的なサプライチェーン構築が市場成長に寄与するとみられる。
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