サービス・商品北米で物流施設の警備サービスを展開するイーグル・ビジョン・セキュリティー(カナダ)は11日、トラックヤードや物流ターミナル向けの新しい遠隔監視システム「Intelligent Facility Management」(iFM)を発表した。映像解析と遠隔オペレーターの対応を組み合わせ、貨物盗難などの犯罪を未然に防ぐことを目的とする。
北米では近年、貨物盗難や燃料盗難、トレーラー盗難など輸送拠点を狙った犯罪が増加しており、トラックヤードや物流施設の警備強化が課題となっている。被害は貨物の損失だけでなく、保険料の上昇や業務の混乱、取引先との信頼低下などにつながるケースも多い。
iFMは従来の監視カメラのように事後確認を目的とする仕組みではなく、AI(人工知能)による映像解析で不審行動をリアルタイムで検知する点が特徴。異常を検知すると監視センターのオペレーターが状況を確認し、双方向音声で警告を行うほか、必要に応じて警察への通報や現場対応を手配する。犯罪の疑いが確認された場合には、警察にリアルタイム映像を共有し、迅速な出動につなげることも可能としている。
同システムはトラックヤードや倉庫のほか、建設現場や自動車施設、商業施設など屋外資産を持つ施設への導入を想定する。施設内の車両動線や夜間アクセス状況などのデータも分析でき、セキュリティー対策だけでなく運用状況の可視化や業務改善にも活用できるとしている。
物流業界では警備人材の不足やコスト上昇を背景に、常駐警備に代わる遠隔監視の導入が進みつつある。イーグル・ビジョンは、AI分析と人による判断を組み合わせた監視モデルにより、物流拠点のリスク管理と運用効率の両立を図る。
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