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丸文、小ロット対応の液晶調達網を拡充

2026年7月28日 (火)

サービス・商品丸文(東京都中央区)は28日、東海精密工業(千葉県市川市)と基本取引契約を締結し、同社製液晶ディスプレイの取り扱いを開始したと発表した。小ロット生産や特殊設計に対応する中小型液晶ディスプレイを拡充し、産業機器や医療機器、民生機器向けの提案を強化する。

近年は、産業機器や医療機器などでヒューマンマシンインターフェース(HMI)の高度化が進み、機器の小型化やデザイン刷新に伴うカスタム設計の需要が拡大している。これを受け、丸文は1977年の設立以来約半世紀にわたりモノクロTN液晶ディスプレイを手がけてきた東海精密工業との提携を決めた。

▲50年の生産実績を誇る高品質なTN液晶(出所:丸文)

東海精密工業は、素材選定から液晶パネル加工までの一貫生産体制を構築し、前工程を国内、後工程をフィリピンで行うことで、厳しい品質管理と高い信頼性を実現している。100個からの小ロット生産や広温度範囲対応、各種コネクターやバックライトとの組み合わせなど、顧客の仕様に応じた柔軟な設計に対応するほか、20年以上の長期供給体制を備える。

今回の契約により、丸文は自社のグローバルネットワークと東海精密工業の設計・製造ノウハウを組み合わせ、顧客ごとのサイズやデザイン、少量生産などの要望に応じた提案を強化する。また、同社のフィールドアプリケーションエンジニアと東海精密工業の製造技術部門が連携し、導入検討から量産後まで一貫した技術サポートを提供する。

さらに丸文の物流網とデリバリーサービスを活用し、開発リードタイムの短縮や製品の安定供給を図るほか、事業継続計画(BCP)を踏まえた供給体制も構築する。今後は、高い信頼性と長期供給が求められる産業機器、医療機器、民生機器分野への提案を進め、製品価値の向上とトータルコストの低減に寄与していく。

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LOGISTICS TODAY編集部
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