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Spectee、東海の供給網リスク支援へ名古屋拠点

2026年7月28日 (火)

拠点・施設Spectee(スペクティ、東京都千代田区)は28日、東海エリアの製造業とサプライチェーン企業への支援体制を強化するため、名古屋市のオープンイノベーション拠点「STATION Ai」に新拠点を開設したと発表した。自動車産業を中心とする製造業集積地で、災害や事故、地政学リスクによる調達・物流網の寸断をAI(人工知能)で可視化し、企業の事業継続力向上を支援する。

▲新拠点イメージ(出所:Spectee)

東海エリアには完成品メーカーや部品会社、物流拠点が多数集積しており、工場被災や輸送経路の寸断が広範な供給網に影響を及ぼす可能性がある。Specteeは新拠点を通じ、地域企業との対面商談や顧客支援を強化し、平時からサプライチェーン上のリスクを把握できる体制づくりを進める。

主力サービス「Spectee SCR」は、災害や事故などの情報をAIでリアルタイムに検知し、サプライヤー拠点や物流ルートを含む供給網全体を可視化するクラウドサービス。被災した拠点や影響を受ける部品を迅速に特定できるほか、予測や影響分析を通じて、迅速な初動対応や意思決定を支援する。

新拠点を設けたSTATION Aiには、1100社のスタートアップや事業会社、大学、投資機関などが参画している。Specteeは同施設のネットワークを活用し、自動車や製造、物流関連企業との連携を広げるほか、情報発信やイベントも展開する方針。地域企業に近い場所で支援を行い、東海エリアのサプライチェーン強靱化と危機に強い産業基盤の構築につなげる。

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