フード全国農業協同組合連合会(JA全農)は26日、国産冷凍青果物事業の強化を目的として、茨城県坂東市に冷凍青果物製造工場が完成し、同日式典を行ったと発表した。工場は4月より本格稼働する。
同工場は、事業者向け用途を中心に需要が拡大している冷凍青果物の国産化に対応するための拠点であり、「焼き」「スチーム」「カット」「ペースト」など複数の加工機能を備える。取扱品目はサツマイモ、カボチャ、ニンジン、ナスの4品目から開始し、冷凍焼きいもや冷凍グリル野菜、冷凍野菜ペーストなどを製造する。

▲全農冷凍青果物製造工場(出所:JA全農)
設備面では、過熱水蒸気式焼成機やトンネルフリーザーを導入し、素材の風味や食感を維持したまま加工・凍結を行う。また、ペースト製造にはスチームコンベクションオーブンを採用し、蒸しと焼成を組み合わせた加工を可能としている。
原料は茨城県、千葉県、埼玉県の3県にまたがる11のJA管内から調達し、契約栽培を通じて生産振興と生産者の安定的な所得確保を図る。
全農は、既存のリパック拠点と組み合わせることで、製造から小分け包装までの一貫した流通体制を構築し、国産冷凍青果物の供給拡大と青果物の消費拡大を進めるとしている。
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