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独HGT、米フロリダ港ターミナル完全取得

2026年4月9日 (木)
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M&A海運大手ハパックロイド(ドイツ)傘下のハンザティック・グローバル・ターミナルズ(HGT、同)は8日、米フロリダ州ポートエバーグレーズでコンテナ・一般貨物ターミナルを運営するフロリダ・インターナショナル・ターミナル(FIT、米国)の全持分を取得し、完全子会社化したと発表した。これまで共同出資していたアグンサ(チリ)は少数持分から撤退し、資本構成の見直しが完了した。

(出所:ハパックロイド)

FITは米南部有数の消費市場を背後に持つ戦略拠点で、コンテナや一般貨物の取り扱いに加え、高速道路や鉄道網への接続を備える内陸輸送のハブ機能を担う。港湾と内陸輸送を結ぶインターモーダル連携の強化により、地域内の物流効率向上が見込まれる。

HGTは2023年に設立されたハパックロイドのターミナル事業会社で、現在は世界5大陸11か国で21の港湾ターミナルに出資・運営を行っている。30年までに30拠点へ拡大する方針を掲げており、今回の完全子会社化は北米での基盤強化の一環と位置付けられる。

船社主導によるターミナル投資は、港湾混雑や内陸輸送の不確実性が高まるなかで、輸送の可視性とコントロール性を高める動きとして広がっている。FITの完全取得により、HGTは港湾運営から内陸輸送までの一体管理を強化し、サプライチェーン全体の安定性向上を図る構えだ。

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