荷主東ソーは8日、エチレンアミン製品の全品種を値上げすると発表した。4月21日納入分から適用する。値上げ幅はエチレンジアミンやジエチレントリアミンで1キロあたり60円以上、ピペラジンやアミノエチルピペラジンで同80円以上、その他製品でも70円以上の引き上げとなる。
背景には中東情勢の悪化に伴う原油・ナフサ価格の上昇がある。主原料であるエチレン価格も急騰しており、同社はコスト増が自助努力で吸収できる範囲を超えたと判断した。今後、原料・エネルギーコストの動向次第では、追加の価格改定の可能性もあるとしている。
足元ではナフサ価格が封鎖前から大幅に上昇し、石油化学製品全体で価格転嫁が進行している。エチレン系製品の値上げは樹脂や合成繊維など川下製品にも波及し、包装資材や物流資材のコスト押し上げ要因となっている。
物流面では、ストレッチフィルムや包装材、樹脂パレットといった基幹資材の価格上昇が避けられず、物流センター運営や輸送現場のコスト構造に直接影響する。さらに、化学品価格の上昇が荷主の減産や出荷抑制につながれば、荷動きそのものの減少を通じて物流需要に波及する可能性もある。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。






























