国際米消費財大手のセントラルガーデン&ペットは13日、ペット用品流通大手フィリップス・ペット・フード&サプライズと戦略的合弁会社を設立すると発表した。両社の流通機能を統合し、全米規模の配送ネットワークを再構築することで、運営効率の向上と顧客サービス強化を図る。
新会社は「Phillips」ブランドで運営され、出資比率はフィリップス側が80%、セントラルが20%を保有する。セントラルは現金対価を受け取る一方、流通事業を切り出して合弁に移管し、自社はブランド事業への集中を進める。セントラルの流通部門従業員は新会社へ移籍する見通しで、既存の顧客・サプライヤー関係の維持を図る。
フィリップスは全米11か所の物流拠点を持ち、ペット専門店や獣医、トリマー向けに供給網を展開してきた。一方、セントラルはペット用品分野で幅広いブランドを保有しており、両社の補完関係を生かしたネットワーク統合により、配送効率と在庫配置の最適化を狙う。
ペット関連市場ではEC(電子商取引)化の進展と小売チャネルの多様化により、即応性の高い配送体制が競争力を左右する要因となっている。今回の合弁は、分散していた流通機能をスケールメリットのあるプラットフォームへ再編する動きといえる。
一方で、流通機能の外部化によりセントラルはブランド投資や商品開発に経営資源を振り向ける構えだ。物流を含むサプライチェーンの役割分担を見直し、成長領域と非中核機能を切り分ける戦略が、北米消費財企業の間で広がりつつある。
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