M&Aトリドールホールディングスは16日、英国子会社フルハム・ショア傘下の一部事業について、再建手続きを活用した事業再構築を進める方針を決定したと発表した。対象はピザ業態「Franco Manca」(フランコ・マンカ)を展開するFranco Manca 2 UKで、英国の再建制度CVAを活用し、店舗網や賃貸契約の見直しを行う。
英国ではインフレの長期化に伴うエネルギー価格や食材費の上昇、最低賃金引き上げによる人件費増が続き、外食市場の収益環境は悪化している。同社は2023年にフルハム・ショアを買収し欧州展開を進めてきたが、想定以上のコスト上昇により収益改善が遅れていた。
不採算店舗の整理や賃料条件の再交渉を通じて固定費を圧縮し、事業の持続性を確保する。CVAは事業継続を前提に債権者合意のもと契約条件を再構築する制度で、5月上旬に債権者集会を予定する。
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