調査・データ東京税関が22日公表した3月の東京港貿易概況(速報)によると、輸出は7809億円(前年同月比+9.1%)、輸入は1兆4816億円(同+9.7%)となり、いずれも3月として過去最大を記録した。総額は2兆2625億円規模に拡大し、差引は7006億円の輸入超過となった。輸入超過は構造的に続いており、首都圏消費と輸入依存の特徴が改めて示された。
輸出ではプラスチック(353億円)や自動車部品(341億円)、電算機類の部分品(284億円)などが主力を構成する。増加品目では化粧品類(+39.1%)、金属鉱・くず(+87.1%)、内燃機関(+14.2%)が伸長した一方、半導体等製造装置は−56.0%と大きく減少し、輸出構成の変動がみられる。地域別ではアジア向けが+24.0%と回復し、中国向けは+39.6%と伸びが目立った。EU向けも+27.2%と増加基調を維持する一方、米国向けは−14.9%と減少が続いた。
輸入では通信機や電算機類、ICが主力で、特にIC(+54.4%)や非鉄金属(+102.9%)、たばこ(+101.2%)が増加した。一方、玩具類は−23.5%と減少した。地域別ではアジアからの輸入が10か月連続で増加し、特に中国やASEANからの調達が継続的に拡大している。EUや米国からの輸入も増加しており、調達先の多様化も進む。
電子部品や通信機器など高付加価値貨物の流入拡大が顕著で、コンテナ需要の増加要因となっている。一方、輸出では設備関連や産業材の変動が大きく、品目別の需給変動が港湾荷動きに影響を与えている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。


























