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長崎県輸出、船舶減で3か月ぶりマイナス

2026年4月23日 (木)

調査・データ長崎税関が23日発表した2026年3月の長崎県貿易概況(速報)によると、輸出額は187億9000万円(前年同月比38.1%減)となり、3か月ぶりに前年を下回った。主力の船舶類や一般機械の減少が全体を押し下げた。一方、輸入額は265億3500万円(同14.3%増)と4か月ぶりに増加し、差引は77億4500万円の入超で2か月連続の輸入超過となった。

輸出は、船舶類が168億1700万円(38.0%減)と全体の89.5%を占める主力品目で大きく減少した。パナマやマーシャル向けの減少が影響した。一方、電気機器は7億1700万円と大幅に増加し、金属鉱及びくずも増加したが、船舶の落ち込みを補うには至らなかった。一般機械も82.1%減と大きく減少し、輸出全体の減少に寄与した。

地域別では、アフリカ向けが船舶輸出の増加により110億円と全増となったが、中南米やアジア向けは船舶や一般機械の減少によりそれぞれ減少した。特にアジア向けは76.0%減と落ち込みが目立つ。

輸入は鉱物性燃料が239億7400万円(23.2%増)と全体の90.3%を占め、最大の押し上げ要因となった。石炭や液化石油ガスの増加が寄与したほか、穀物及び同調製品も増加した。一方、電気機器や果実及び野菜は減少した。

地域別では、北米からの輸入が2.3倍の127億6900万円と大きく伸長し、鉱物性燃料や穀物の増加が寄与した。大洋州やアジアからの輸入も増加し、エネルギー関連の調達拡大が全体をけん引した。

長崎県の貿易構造は船舶輸出とエネルギー輸入への依存度が高く、特定品目の動向が全体に与える影響が大きい。今回は船舶輸出の変動が輸出全体を左右する形となり、輸入では燃料需要の増減が収支に直結した。

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