荷主東ソーは23日、ポリウレタン原料のMDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)とエラストマー製品について価格改定を実施すると発表した。MDIは2026年5月1日出荷分から1キロあたり80円以上、エラストマー製品は同11日納入分から1キロあたり150円引き上げる。原材料価格の急騰を背景に、自助努力では吸収困難と判断した。
対象はMDI全製品のほか、ポリカーボネートジオール(PCD)、ポリエステルポリオール、熱硬化性ポリウレタン(TSU)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)など。中東情勢の悪化に伴う原油・ナフサ系原料の上昇に加え、円安の継続がコストを押し上げている。
同社は4月に入り、クロロプレンゴム(CR)を1キロあたり80円以上、エチレンアミンを60〜80円、HDI系製品を150円それぞれ引き上げると発表しており、石化製品で値上げが相次ぐ。ホルムズ海峡情勢を起点としたエネルギー供給不安が、原料価格の上昇を通じて製品価格に波及している。
化学品は包装材や断熱材、車両部材など物流関連用途にも広く使われており、今回の値上げはサプライチェーン全体のコスト押し上げ要因となる。資材価格の上昇は荷主の製造コストを通じて輸送需要や運賃にも波及しやすく、物流分野でもコスト転嫁圧力が強まる。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。


























