ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

薬剤師常駐、定温・セキュリティ設備を完備

センコー、初の医療・医薬向け物流拠点を開設

2014年2月3日 (月)

メディカルセンコー、初の医療・医薬向け物流拠点を開設センコーは3日、大阪府茨木市に同社初の衣料・医薬業界向け物流拠点「北大阪PDセンター」を1日付で開設したと発表した。

同センターは延床面積5万平方メートルで、同社グループの西日本地区の物流センターで初めて免震構造を取り入れた。関西地区の物流サービス強化・拡大に向け、玄関口に当たる北大阪地域で拠点整備を進めていた。

完成したセンターは、北大阪トラックターミナルの敷地内に立地し、名神高速道路、近畿自動車道に近く、大阪府をはじめ関西全域へのアクセスに優れる。JR貨物の大阪貨物ターミナル駅、吹田貨物ターミナル駅にも近く、顧客へのモーダルシフトの提案が可能。また、トラックターミナルを利用している他社との連携にも便利な立地となっている。

新センターは、BCPに配慮する顧客企業のニーズに対応するため、免震構造や自家発電装置を採用。併せて、同社が注力している医療・医薬関連の物流ニーズを取り込むため、定温設備、フロアごとの入退出管理ができるセキュリティ設備などを備えた。薬事法上の許認可も取得し、薬剤師が常駐するなど、医療・医薬関連の物流業務を幅広く行う。

さらに、環境に配慮した物流センターとして、太陽光発電装置、雨水利用設備、夏季の室温上昇を防ぐ遮熱塗料、LED照明などを設置している。

■北大阪PDセンター
所在地:大阪府茨木市宮島2丁目5-1(北大阪トラックターミナル内)
建物構造:鉄骨造地上5階建て、免震構造
延床面積:4万8000平方メートル(1万4500坪)
内訳:倉庫4万3000平方メートル(1万3050坪)、事務所800平方メートル(250坪)
設備:エレベーター3基(うち貨物専用2基)、垂直搬送機6基、トラックバース42台分、ドックレベラー6台、移動ラック(2700坪)、定温設備、セキュリティ設備、自家発電機
貸主:大阪府都市開発

[mappress mapid=”38″]