ロジスティクスルフトハンザグループ(ドイツ)は、燃料価格高騰を背景に短・中距離ネットワークの供給最適化と運賃体系の再編を同時に進める。供給面では、不採算の短距離路線を中心に削減を実施する。10月までに2万便を減便し、供給量は有効座席キロベースで1%縮小する見通しだ。イラン情勢の緊迫化に伴いジェット燃料価格が倍増したことを受けた対応で、燃料消費は4万トン以上削減される見込みだ。フランクフルトやミュンヘン発の一部路線を休止する一方、チューリヒ、ウィーン、ブリュッセルなど他ハブ経由への集約を進め、欧州域内ネットワークの効率化を図る。
同時に需要面では、短・中距離路線の運賃体系を見直す。エコノミークラスに最廉価の「Economy Basic」を新設し、既存の「Light」運賃には有料での予約変更機能を追加するなど、価格とサービスの選択肢を拡充した。新運賃は5月19日以降の搭乗分から順次適用され、身の回り品1点のみを含む低価格設計とし、手荷物は追加料金で選択可能とする。エコノミーは4区分、ビジネスは3区分へ整理される。
供給抑制と運賃細分化を組み合わせることで、需要に応じた価格設定と収益性の確保を両立する。燃料コストの上昇圧力が続くなか、航空輸送はネットワーク集約と価格戦略の再設計を通じて収益構造の立て直しを急いでいる。
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