フード三菱食品は23日、「三菱食品 これからの100年基金」に基づき、食のサプライチェーン構築・強化を目的とした助成先5団体を決定したと発表した。総額は5000万円で、フードバンクを中心とした非営利団体の基盤整備を支援する。
助成は、生活困窮者に対し安定的に食を届ける仕組みの構築を目的とするもの。公募には29件の応募があり、審査を経てセカンドハーベスト・ジャパンやフードバンクかごしま、北九州ライフアゲイン、東北フードバンク連携センター、キリンこども応援団の5団体を選定した。助成額は1団体あたり最大1000万円で、期間は1-3年とする。
支援内容は、各地域でのフードバンク運営体制の強化や新たな供給スキームの構築、事業拡張など。食品ロス削減と生活困窮者支援をつなぐ非営利の流通網に対し、資金面からの底上げを図る。
国内の食料サプライチェーンは、物流効率化やコスト抑制に加え、社会的包摂の視点も求められている。特にフードバンクは、企業や小売から発生する余剰食品を回収し再配分する役割を担うが、保管・輸送や人材確保など運営基盤の脆弱さが課題となっている。こうした非営利物流の機能強化を通じて、地域単位での供給網の持続性向上を図る。
同基金は2025年に創設され、食のサプライチェーン支援のほか、子ども支援や災害時の復興支援も対象とする。企業による非営利物流支援の動きは、社会インフラとしての食の供給網を補完する取り組みとして広がりつつある。
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