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倉庫・工場の高温環境、半数が31度超

2026年4月28日 (火)

調査・データ日本遮熱(栃木県足利市)は27日、工場や倉庫の現場担当者200人を対象とした暑さに関する調査結果を公表したと発表した。物流拠点を含む現場での高温環境が生産性や安全性に大きな影響を与えている実態が明らかになった。

調査によると、夏場ピーク時の作業エリアの温度について、31度以上と回答した割合は51.5パーセントに達し、半数以上の現場が強い暑さにさらされていることが分かった。なかでも34度以上の環境では体調リスクや作業効率低下が顕在化しており、現場運営に深刻な影響を及ぼしている。

暑さによる生産性への影響では、「作業スピード低下や休憩増加」が27.0パーセント、「作業量減少や業務の後ろ倒し」が23.5パーセントと、多くの現場で業務効率の低下が確認された。軽微な影響を含めると大半の現場で何らかの影響が発生しており、物流オペレーションの安定性にも関わる課題となっている。

対策面では、送風機や大型ファンの導入が31.0パーセントで最も多く、スポットクーラーや空調増設など設備投資と、熱中症対策の運用を組み合わせた対応が進む。一方で、遮熱や断熱といった建物構造への対応は1割台にとどまり、抜本的な温度上昇抑制策は十分に進んでいない。

物流施設は天井が高く広い空間構造を持つため外気の影響を受けやすく、空調が行き届きにくい特性がある。調査では、暑さ対策は現場任せではなく経営課題として位置づけ、設備、建物、作業計画を組み合わせた総合的な対応が求められると指摘している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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