ロジスティクスキリングループロジスティクス(東京都中野区)とサッポログループ物流(渋谷区)は28日、6月から神奈川エリアで共同配送を開始すると発表した。サッポロの神奈川営業所で行っている荷捌きや配送業務をキリンの川崎支店に集約し、両社製品の配送を共同化することで、既存の東京都内や北海道に続き協業エリアを拡大する。
拠点統合による配送網の再編により、積載効率の向上や配送ルートの最適化を通じて物流効率の改善を図る。両社合計で年間8トンのCO2排出量削減を見込んでおり、環境負荷低減とコスト抑制の両立を狙う。
飲料業界では、ドライバー不足や燃料価格の高騰を背景に、企業間での共同配送や拠点共有の動きが広がっている。両社はサプライチェーンを競争領域と分離した「協調領域」と位置付け、物流機能の共有を進めることで持続可能な物流体制の構築を目指す。
今後は対象エリアや対象製品の拡大も視野に入れ、共同配送の枠組みを深化させる。拠点集約型の共同配送は、配送密度の向上によるラストワンマイルの効率化にも寄与する可能性があり、飲料物流における標準モデルとなるかが注目される。
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