ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

オンザリンクス、製薬物流の「荷主責任証明」実証

2026年4月28日 (火)

メディカルオンザリンクス(広島市中区)は27日、GhostDrift数理研究所(東京都新宿区)とともに、AI(人工知能)ガバナンスと形式証明技術を活用した物流証明基盤の構築に向け、戦略的パートナーシップを締結したと発表した。改正物流効率化法の施行で荷主責任が強化されるなか、製薬物流のコールドチェーンを対象に「荷主責任証明基盤」の実証を進める。

医薬品物流ではGDPガイドラインにより温度管理や記録の厳格な運用が求められるが、複数事業者をまたぐサプライチェーン全体での管理状況を荷主が客観的に証明する仕組みは整っていない。両社は、オンザリンクスが物流プロセス設計を担い、GhostDriftが数理的に検証可能な証明技術「ADIC」を適用することで、温度逸脱時の判断経緯や責任所在を第三者検証可能な形で記録・提示する仕組みの構築を目指す。

▲ADIC技術を用いたコールドチェーンの実装イメージ(クリックで拡大、出所:オンザリンクス)

実証では、CMO(医薬品製造受託)、3PL、卸など複数工程にまたがる判断記録の連鎖的集約や、事前に定めた判断基準の改ざん不能な記録、第三者による合否判定の可能性などを検証する。期間は6か月を想定する。

荷主がサプライチェーン全体の管理責任を負う制度環境の下、証明可能性を備えたデータ基盤の整備は、品質保証と説明責任の両立に直結する。両社は今後、食品や医療機器、防災物資など高いトレーサビリティーが求められる分野への展開も視野に入れる。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。