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上場46社で早期退職2万人、黒字企業7割

2026年4月30日 (木)

調査・データ東京商工リサーチ(東京都千代田区)は30日、2025年度に早期・希望退職募集が判明した上場企業は46社(前年度51社)で、募集人数は2万781人と前年度(8326人)の2.5倍程度に急増したと発表した。社数は前年度比9.8%減となったが、募集人数は2009年度以降で4番目の高水準だ。

▲2025年度の上場企業「に早期・希望退職」推移(クリックで拡大、出所:東京商工リサーチ)

特徴的なのは「黒字リストラ」の広がりで、実施企業の直近決算で黒字だった企業は32社(69.5%)に達した。黒字企業の募集人数は1万6908人で全体の81.3%を占める。パナソニックHD、三菱電機(4700人)、三菱ケミカルグループ(50歳以上1273人)、明治HD、ソニーグループ、住友重機械工業、THKなど名門企業が名を連ねた。シャープはホンハイ精密工業への亀山第2工場の譲渡不成立に伴い生産を停止し、対象の従業員1170人に社外転進支援プログラムを実施している。

業種別では電気機器が15社(32.6%)と最多。市場別では東証プライムが36社(78.2%)で、募集人数は2万23人(96.3%)を占めた。
同社が4月に実施したアンケート調査では、大企業の59.1%が生成AI(人工知能)を組織的に活用しており、今後は事務職・管理職を対象にした「AIウォッシング」の広がりも懸念されるとしている。製造業を中心に、人員構成の見直しによる早期・希望退職募集の動きは今後も広がるとみられる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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