荷主エフピコは4月30日、同社が製造する製品全般について価格改定を実施すると発表した。対象は全製品で、改定幅は20%以上。6月1日出荷分から適用する。
中東情勢の緊迫化に伴う原油・ナフサなど石油化学原料の調達環境悪化が背景にある。主原料に加え、副資材費も急騰しており、生産コストは大幅に上昇する見通しとなっている。同社はこれまで合理化やコスト削減を進めてきたが、こうしたコスト増は自助努力の範囲を超えたと判断した。
食品容器を中心とする同社製品は、流通・小売・食品メーカーのサプライチェーン全体で広く使用されており、今回の価格改定は包装資材コストを通じて物流コストにも波及する可能性がある。特に軽量・使い捨て資材は使用量が多く、単価上昇の影響が積み上がりやすい。
同社は安定供給と品質維持のためには価格改定が不可避と説明しており、今後も原料市況や国際情勢の変動によっては追加の値上げを検討する可能性があるとしている。
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