拠点・施設EC(電子商取引)事業者向け物流サービスを手がけるファーストロジ(東京都中央区)は7日、千葉県柏市で運営していた「ロジミナル柏」の第一・第二センターを統合し、物流拠点を拡張したと発表した。延床面積を従来の2100坪から4200坪へ拡大し、1日2万5000件、月間75万件の出荷能力を確保した。化粧品や健康食品を中心としたEC市場拡大に対応し、物流コスト最適化や出荷安定化を進める。
新拠点「ロジミナル柏」は、柏市大青田に位置し、延床面積は1万3824平方メートル。鉄骨造4階建てで、常磐自動車道・柏インターチェンジから2.4キロに立地する。ファーストロジは、従来分散していた物流機能を1拠点へ集約することで、在庫管理や出荷業務の一元化を図る。

▲「ロジミナル柏」外観(出所:ファーストロジ)
近年、化粧品やサプリメント、ヘアケア商品などのEC市場では、SKU増加や短納期配送需要が進む一方、在庫分散や拠点間移動によるコスト増、情報連携ロスが課題となっていた。同社は今回の統合によって、拠点間輸送削減や在庫可視化を進め、誤出荷や作業ミス低減、出荷リードタイム短縮につなげる考えだ。
また、100-5000SKU規模まで柔軟に対応可能な運用体制を整備。急な受注増や繁忙期にも対応できる処理能力を確保したとしている。加えて、在庫・出荷状況を可視化する「見える物流」を推進し、EC事業者の在庫運営や販売計画支援にもつなげる。

(出所:ファーストロジ)
同社は既に、化粧品製造業登録や医薬部外品製造業登録、保税蔵置所許可などを取得済みで、8月には営業倉庫登録、9月には医薬品卸売販売業許可取得も予定している。化粧品やヘルスケア分野では、薬機法対応や温度・品質管理を含めた物流機能への要求が高まっており、EC物流事業者間で専門対応力を競う動きが強まっている。
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