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札幌通運、猛暑対応へ定温物流体制を強化

2026年5月7日 (木)

ロジスティクスロジネットジャパン(LNJ)は7日、同社グループの札幌通運(札幌市中央区)が北海道内における定温物流体制を強化すると発表した。2026年度から、一定温度を保ちながら輸送・保管を行う定温輸送対応車両を増強するほか、札幌圏の主力倉庫の定温対応エリアを拡大し、気候変動や品質管理ニーズの高まりに対応する。

近年は北海道でも猛暑傾向が強まっており、25年夏の平均気温は観測史上最高を記録。北見市では39.0度を観測するなど、従来は冷涼とされてきた道内でも高温環境への対応が物流現場の課題となっている。気象庁は26年も平年を上回る高温を予想しており、食品など温度変化に敏感な貨物の品質維持需要が高まっている。

今回の取り組みでは、10-20度帯を維持する定温輸送対応車両を全道で増車する。導入台数はトレーラー12台、トラック37台の計49台。札幌と道内各拠点を結ぶ幹線輸送や地域配送網で活用し、安定した温度帯での輸送体制を構築する。

▲定温輸送対応トレーラー(出所:ロジネットジャパン)

あわせて、札幌市厚別区の「大谷地流通業務団地」に位置する「大谷地倉庫」の定温対応エリアを拡張する。対象面積は5200坪。同倉庫はJRコンテナ基地や道央自動車道、札樽自動車道へのアクセスに優れ、道内幹線輸送の起点拠点として機能している。札幌圏の主力倉庫の定温化を進めることで、本州から北海道への定温輸送との接続強化も図る。

▲定温輸送対応トラック(出所:ロジネットジャパン)

同社グループは、全国ネットワークと鉄道、トラック、航空など複数輸送モードを組み合わせた物流サービス「LNJEX」を展開。今後は北海道での定温物流強化を起点に、全国エリアへの展開も進める。長距離輸送における労働時間規制や改正物流関連法への対応策として、モーダルシフトやスイッチ輸送の提案も強化するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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