
(出所:ブルーイノベーション)
ロジスティクスブルーイノベーション(東京都文京区)は13日、送電線ドローン点検ソリューション「BEPライン」の小型モジュール版「BEPラインmini」を開発したと発表した。従来比73%の軽量化を実現し、小型ドローンへの搭載を可能にすることで、山間部など従来対応が難しかった現場への展開を拡大する。
送電線点検はこれまで、鉄塔への昇塔やヘリコプター巡視、地上からの目視確認など、人手依存型の手法が中心だった。高所作業に伴う安全リスクや人材不足、コスト負担が課題となるなか、同社はドローンを活用した点検ソリューションを展開してきた。
BEPラインは、送電線までの距離をリアルタイム計測し、一定距離を維持しながら自動追従飛行を行う独自制御技術を採用する。高解像度カメラによる近接撮影で、目視では確認が難しい微細な異常にも対応し、点検品質の標準化を図る。東京電力ホールディングス、テプコシステムズとの共同開発を経て実運用化され、現在は複数の電力会社で20件超の導入実績を持つ。新モデルでは、モジュール重量を従来の750グラムから200グラム未満に削減した。DJI Matrice 30など小型機での運用が可能となり、機材運搬が難しい山間部や狭隘地への適用範囲を、従来の1-2割から4割へ拡大する。
また、従来3人必要だった運用人員を2人へ削減し、将来的には1人運用も視野に入れる。1径間当たりの点検時間も約3時間から1.5時間へ半減する見込みで、作業効率向上と労働負荷軽減を図る。昇塔や危険地帯への立ち入りが不要になることで、安全性向上にもつなげる。提供形態はモジュール貸与型のサブスクリプション方式とし、初期投資を抑えた導入を可能にする。
今後は取得データを活用したAI(人工知能)解析や報告書自動作成など、点検から予兆保全までを一体化したインフラDX(デジタルトランスフォーメーション)プラットフォームへの展開も進める。実機は6月開催の「Japan Drone 2026」で初公開する予定。
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