ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

シネジック、輸入リードタイム分析を高度化

2026年5月19日 (火)

サービス・商品Shippio(シッピオ、東京都港区)は19日、木質構造用ねじメーカーのシネジック(宮城県富谷市)が、デジタルフォワーディングサービス「Shippio Forwarding」と貿易管理クラウド「Shippio Cargo」を導入し、輸入業務の可視化と適正在庫管理の高度化を進めていると発表した。

シネジックは、木造建築向けねじの研究開発と販売を手がけるファブレスメーカーで、2025年大阪・関西万博の大屋根リングには87万本の同社製ビスが採用された。海外工場との取引や輸入、仕入れ業務を担うSCM推進課では、「必要な製品を必要な時に供給しながら過剰在庫を持たない体制」の構築を進めてきたが、従来は物流事業者との連絡がメールに分散し、輸送進捗や納期情報の把握に手間がかかっていたという。

▲木質構造用ねじ(出所:Shippio)

特に、輸入案件ごとの出港日、入港日、通関日などを過去案件から個別に確認する必要があり、リードタイム分析や安全在庫量の算出に課題があった。こうした状況を受け、シネジックはShippioのプラットフォームを活用し、輸送進捗や書類、関係者間のコミュニケーションを一元管理する体制を整えた。

導入後は、本船動静の自動トラッキング機能やマイルストーン管理機能により、輸入案件の状況を一覧で把握できるようになった。台湾からの輸送が仕入れ全体の99%以上を占めるなか、輸送データを一括で取得できるようになり、リードタイム分析の精度向上と適正在庫管理の高度化につながったとしている。

また、案件情報や貿易書類、チャット機能をクラウド上に集約したことで、1案件当たり20分の作業時間削減を実現。フォワーダーや倉庫会社を含めた関係者全員がリアルタイムで貨物状況を共有できるようになった。

シネジックは23年制定の木質構造用ねじに関する製品JISに基づくJISマーク認証を世界で初めて取得しており、輸入工程でも高度なトレーサビリティーと書類管理が求められている。同社は、ShippioのシステムがJIS製品の流通管理に有効と評価しており、今後は他部門への展開も検討する。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。